アヴィーチーさん急逝、28歳 過度の飲酒原因で膵炎患ったことも
EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の先駆者で、世界的人気DJ、アヴィーチー=本名ティム・バークリング=さんが20日、中東オマーンの首都マスカットで亡くなった。28歳だった。スウェーデン出身。米バラエティー誌(電子版)などが報じた。
広報担当者は「家族は悲しみにうちひしがれており、プライバシーを尊重し、そっとしておいてほしいと求めている。これ以上のコメントはありません」と発表した。死因や亡くなった状況など詳細は明かしていない。
アヴィーチーさんは過度の飲酒が原因で、深刻な急性膵炎を患うなど、ここ数年、健康上の問題を抱えていた。
2016年には、健康上の悪化を理由に、ライブ・パフォーマンスからの引退を発表。楽曲製作など、音楽活動は続けていた。
2013年に発表した「ウェイク・ミー・アップ」などが世界各国で大ヒットし、グラミー賞にも2年連続でノミネートされるなど、世界で最も有名で成功したDJとして知られていた。