宝塚歌劇団104期生 J-POPの桜の名曲メドレーでラインダンス初披露
3月に宝塚歌劇団に入団したばかりの104期生が19日、兵庫・宝塚歌劇団の稽古場で初舞台のラインダンスを披露した。
104期生は27日に初日を迎える星組公演「Killer Rouge」でラインダンスを披露。そろいの黒いレオタードにタイツ姿の40人は、桜にちなんだ楽曲の約4分45秒のメドレーに合わせて、ハードな足上げも笑顔でこなし、厳しい稽古の成果を見せた。
首席入団の碧音斗和(あおね・とわ)は「体力的には、足上げなど大変でした。でも全力投球でやってきました」と厳しい稽古の日々を振り返った。「夢にまで見た舞台。私たちのフレッシュなパワーをお届けしたい」と笑顔を見せた。
今回のラインダンスは、星組トップスター・紅(くれない)ゆずるの104期の紹介のかけ声からラインダンスがスタート。紅が初舞台のとき、当時のトップスターだった香寿たつきのかけ声でラインダンスが始まっており、演出の齋藤吉正氏は「温かい印象があったので、リンクさせました」と語った。
またラインダンスで使用されるメドレーにはショーの主題歌や唱歌の他、ケツメイシ、森山直太朗、コブクロ、いきものがかりなどの桜にちなんだ楽曲を使用。門出に相応しいムードを盛り上げた。