落語聞き放題サービスを開始 文化放送「らくごのブンカ」

 文化放送が17日、落語コンテンツ専門オンデマンド配信サービス「らくごのブンカ」をスタートさせた。

 月額500円(税別)定額で落語を聞き放題で利用できるサービスで、同社が定額制サービスを採用するのは初だとしている。各ネタを聞きながら感想を書き込めるコメント機能や、音源の一部を切り取ってSNSで拡散できるシェア機能を搭載し、落語ファン同士のつながりを楽しむことができる。

 配信されている演目は柳家喬太郎の「すみれ荘201号」、柳家喜多八「やかんなめ」など全60席。二つ目落語家による人気ユニット「成金」による高座の音源なども今後追加する予定で、同社の担当取締役・片寄好之氏は「60席というのはもうちょっと増やしていきたい」としており、今後は音源を増やすためのイベントの開催や、音声だけではなく映像の配信も目指していくという。文化放送は多くの落語家出演番組を放送してきており、有名な名跡の落語家による演目や音源も「権利関係をクリアしていって」流せるように目指すという。

 目標としては、今年中に「数千人規模の登録者」を目指すとしており、短期間で爆発的な利益を上げるというよりも、長期的視野に立って息の長いサービスとすることを目指している。

 URLはhttps://rakugo.ch/

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