関ジャニ横山、渋谷の決断に涙「今日という日が来ないでほしい」 6人結束して再出発

 ジャニーズ事務所の7人組・関ジャニ∞の渋谷すばる(36)が7月14日でグループを脱退し、12月31日付で事務所を退所することが15日、発表された。

 この日、渋谷がメンバーと共に都内で会見を行い、音楽留学の意向を明かした。7月15日開幕の5大ドームツアーには参加せず、関ジャニ∞は6人体制となる。06年の内博貴(31)に続く2人目の脱退とあって、横山裕(36)が涙するなど、メンバーは複雑な心中を吐露した。

 去りゆく仲間の決意表明を、すぐそばで見届けた。「説明責任がある」とする事務所からの進言に、メンバーも同調し、同席。ケガで欠席の安田章大(33)を除く5人が、スーツ姿で“主役”の両脇に並んだ。

 大倉忠義(32)は「僕は(会見が)嫌だったんですけど、勝手な決断をしたすばる君を嫌いになれなかった。こういう所でどう発言するか、横で聞きたくて」と本音をさらけ出した。

 最も感情をあらわにしたのが、渋谷と共に約21年前にジャニーズに入った横山だった。渋谷の冒頭あいさつに続いてマイクを握ると、「今日という日が来ないでほしいという思いでいっぱいでした」と涙声で心境を吐露。「すばるの思いは強く、迷いがなく、僕たちも下を向いてちゃいけない」と気持ちを切り替えようとするも、「フー」と大きなため息を2度漏らした。ほかのメンバーがおどけ節を飛ばしたときも、表情は硬いままで苦悩をにじませた。

 2月に渋谷が退所の意向を示して以降、全員で2度、話し合いの場を持った。“7者会談”を錦戸亮(33)は「すばる君が『こいつら、しつこい』と思うくらい、どうにか引き留められないかと思ってた」と回想。村上信五(36)も「最初は『何でや』『嫌や』しかなかった」と葛藤を明かした。

 「好き過ぎて、何も言えなかった」という丸山隆平(34)は、手紙で渋谷に思いを伝えたことを告白。「読み返したら恥ずかしいので、何を書いたか思い出したくはない。2人だけで共有したい」と友情を胸に刻んだ。

 メインボーカルを欠いた関ジャニ∞だが、6人が結束して乗り越えていくつもりだ。

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