熊本市の元市議である北口和皇氏が２８日に「失職は不当」などと訴えた会見に同席した弁護士が、ネットで「ささやき弁護士」として話題を呼んでいる。「ささやき～」とは０８年に食品産地偽装などで謝罪会見を開いた料亭・船場吉兆の女将が息子である専務に「頭が真っ白」などとささやき、「ささやき女将」として話題になった。

　２９日に放送された日本テレビ系・読売テレビ系「情報ライブミヤネ屋」では、北口元市議の会見を特集。そのＶＴＲの中で、質問される度に迷走回答を繰り広げる北口氏に「回数を端的に」「体調不良ということで」など、横に座った弁護士が必死に北口氏にささやく場面も放送された。“ささやき弁護士”のテロップも付けられ、これに宮根誠司も「ささやき弁護士出て来ました」とコメントした。

　ネットでも「既にささやき弁護士とか呼ばれてるのが笑える」「ささやき弁護士めっちゃ面白い」「ささやき弁護士で吉兆思い出した」「ささやき弁護士さん、仕事とはいえ大変だな」「ささやき弁護士ナイスファイト」など、船場吉兆問題と重ね合わせるコメントが投稿されていた。