風間杜夫、役者を目指すきっかけとなった名優からのアドバイスを明かす
俳優の風間杜夫(68)が21日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、子役から役者を目指すきっかけになった、今は亡き名優からのアドバイスを打ち明けた。
風間は幼少期、天才的な子役として東映の映画などで活躍していたが、俳優の故米倉斉加年さんと教育映画で共演した際、「君は将来役者になりたいのか?なりたいんだったら、すぐ児童劇団をやめなさい。大人の役者と子供は違う。大人になってもう一度勉強し直さなきゃいけないよ」と諭されたという。
「その言葉がずーっと頭にありました」という風間は「中学に入ってすぐやめちゃったんですよ、児童劇団」と、米倉さんの助言に従い退団。1980年代前半、映画「蒲田行進曲」やドラマ「スチュワーデス物語」などで一線に躍り出た。
米倉さんは風間に助言したことを「会ってお話ししたんですけど、全然覚えてなかったですね」というが、名優のメガネにかなった風間は「この子は伸びるなと思ったんでしょう」と、冗談めかしつつも得意げだった。