葵わかな ラーメン映画で奮闘「練習するほど腱鞘炎に」
NHK朝ドラ「わろてんか」でヒロインを務める女優の葵わかな(19)が3日、都内で行われた映画「ラーメン食いてぇ!」(配給 ブロードメディア・スタジオ、新宿武蔵野館ほか全国で公開)の初日舞台あいさつに中村ゆりか、石橋蓮司らと出席した。作中で登場するラーメン作りでは、「練習すればするほど腱鞘(けんしょう)炎になるっていう」という、痛みに耐えての作品になったと振り返った。
作品中では中村演じる茉莉絵の親友・コジマを担当した。世界一のラーメンを目指し奮闘するというストーリーだが、実際にラーメンを作る練習も行った。
葵が担当したのは重いざるを返しながらめんの水気を切る湯切り。「あの平ざるが本当に重くって、しかも簡単そうに見えるけど難しいんですよ。練習すればするほど腱鞘炎になるっていう」と一筋縄ではいかなかったという。「今までにないほど手首を使った期間だったなと思うんですけど。だんだん進むにつれて、ちょっとずつですけど、さまになってきたんじゃないかなと思う瞬間が増えてうれしかったですし、ラーメンもすごい好きなので、やっていてとても楽しかったです」と充実感を漂わせた。
ヒロイン役の中村とは撮影以来会っていなかったという。「そこから本当に一度も会う機会がなくて今日になったんですけど。印象はあまりかわってないですけどね。その時から今もずっとかわいいです」とぼくとつとした口調ながら、中村の美貌をたたえていた。