歌手の板野友美（２６）が３日、作詞を手がけた新曲「Ｊｕｓｔ　ａｓ　Ｉ　ａｍ」の発売記念イベントを都内で行った。ひなまつりに合わせた“おひなさま風”衣装で、長い裾を関係者が持ちながら登場。１曲目に新曲のカップリングでアップテンポの「Ｓｈｏｗ　ｔｉｍｅ」を披露すると、「なかなか動きにくかったですけど、ギャップな感じで良かったんではないかなと」と笑顔を見せた。

　作詞については「２６歳になった。きょうは女の子の日だけど、『女の子』という年齢でもなくなってきた。この年になるといろんな選択肢が増える。仕事を頑張りたいけど、女の子の夢として結婚もしたい、子供が欲しい…。どのタイミングでどうするのか難しい」とした上で、「私を含む同世代の女の子が悩んだりするけど、理想像、シンデレラストーリーじゃないとしても、自分らしさを大切に、自分だけのストーリーを描いていくのがいいんじゃないかと歌っている」と思いを明かした。

　４月２１日の仙台を皮切りに名古屋、大阪、福岡、東京の全国５カ所で生バンドのライブツアーがスタートする。板野は「（ずっと）バンドライブをやりたかった。この間、リハーサルをやって感動した。生演奏って人に届く。自分の楽曲を何回も聞いてるけど、初めて泣きそうになった。（ソロデビューから）７年間、積み上げてきた楽曲を生演奏でお届けできたら」とアピールした。