ハリー杉山が東京マラソンに挑戦 難病患う父へ感謝込め走る
タレントのハリー杉山が25日に行われる東京マラソンに出場することが23日、分かった。ハリーは、難病を患い、現在は介護施設にいる最愛の父へのメッセージを込めて初めてのフルマラソンに挑戦する。
ハリーは、東京マラソンを放送するフジテレビを通じコメントを発表。ハリーの英国人の父はジャーナリストで、1964年に来日し東京五輪を取材。ハリーもその記事を見てきたといい、20年の東京五輪では「最前線で伝えてみたい」という思いがあるという。
「でも伝える以上は説得力が必要で、アスリートになれなくてもアスリートが日々どういうことを考えているのか肌で感じたかった」とマラソンに挑戦しようと決意。3カ月前から週3回のランニング、食事管理、体幹トレーニングなど、専属のトレーナーについて準備してきたという。
だが膝を壊し、1月に3週間も走れないというアクシデントに見舞われた。まだ完治していないが「走るトレーニングは前日に軽くジョギングする程度しかできないと思います。本番1発勝負です!」と気合を込めた。
今回のマラソンでは、最愛の父に向けてのメッセージも込めている。「4年ほど前に難病を発症して、去年から介護施設にお世話になっています」と父の現状を明かすと、「父に元気、勇気を与えたい。そして何より自分の息子を誇って欲しい」と感謝を込めた走りを父に届ける。
また、レギュラー出演しているフジテレビ系「ノンストップ」の設楽統、そして3月で番組を卒業する山崎夕貴アナへ「恩返ししたいという思いもある」と語り、完走を誓っていた。