大杉漣さん テレ東と別のドラマの収録に参加…NHK総合、死の直前19日に収録
急性心不全で21日に急死した俳優・大杉漣さん(66)が、死去する直前、テレビ東京系「バイプレイヤーズ」とは別のドラマの収録に参加していたことが22日、分かった。
出演したのはNHK総合「NHKスペシャル メルトダウンFile07 AI徹底分析 原発事故全記録(仮)」(3月17日後9・00)。この日、NHKのHPで放送が発表された。
関係者によると、番組の収録は死去の2日前、今月19日に行われた。大杉さんは変わった様子もなく収録に参加していたという。訃報を受け関係者が協議したが、当初の予定通り放送することになったという。
同番組は、2011年の東日本大震災で発生した東京電力福島第一原子力発電所事故を、独自取材と専門家による科学的検証を重ねて真相に迫り続けてきた「メルトダウン」シリーズの第7弾。大杉さんはシリーズのレギュラーとして出演中で、当時の現場の様子を再現したドラマで吉田昌郎所長役を演じている。
なお大杉さんの代役や次回の放送など、今後については未定という。