レツゴー長作さん死去【経歴】レツゴー三匹は正児さん1人に…

「レツゴー三匹」の(左から)レツゴーじゅんさん、レツゴー正児さん、レツゴー長作さん=1971年
「レツゴー三匹」のじゅんさん、正児、長作さん(左から)
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 漫才トリオ「レツゴー三匹」のメンバーとして一時代を築いたレツゴー長作=本名・永原誠=さんが1日午後8時35分、肺がんのため、大阪市内の病院で亡くなった。74歳。岡山県妹尾町出身。所属の松竹芸能が4日、マスコミ各社にFAXで発表した。通夜、葬儀は親族のみで執り行った。故人の遺志により、お別れ会などは予定していないという。トリオで最年少だったレツゴーじゅんさんは2014年5月に68歳で亡くなっており、レツゴー三匹のメンバーは、最年長のレツゴー正児(77)1人となった。

 所属事務所によると、進行性がんと診断され、2016年3月末から入退院を繰り返しており、昨年12月18日からは緩和ケアを受けていた。【以下、長作さんの経歴】

 長作さんは1964年、松竹新喜劇に入り、先代渋谷天外の弟子を務め、同年11月に初舞台。その後、タイヘイトリオ門下生となり、69年に「レツゴー三匹」のメンバーに。「じゅんで~す」とあいさつし、長作さんが「長作で~す」と続け、正児が「三波春夫でございます」とオチで名乗り、じゅんさんと長作さんの両方から頬をどつかれ、眼鏡がズレる--という口上が定番のツカミだった。体を張ったコントで人気を呼んだ。

 また演歌歌手として「道頓堀人情」「女船」「演歌うちのカアちゃん」などを発売。25年ほど前から津軽三味線を習い始め、単独で三味線漫談を行うなどしていた。

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