藤田紀子、貴乃花親方の心情を推測「今回は勝ち負けじゃない」

 タレントの藤田紀子が2日、フジテレビ系「バイキング」に出演。息子の貴乃花親方の当選に注目が集まる日本相撲協会の役員候補選挙を前に、「土俵上の現役時代の勝負は『絶対に勝ちたい』と勝ちに行っていると思うが、貴乃花親方の様子を見ていると今回は勝ち負けじゃない」と思いを代弁した。

 貴乃花一門からは、2人が出馬。これについて、藤田は「11月の傷害事件で、加害者より被害者の親方が結局、理事解任などを与えられたことを考えると、たとえ自分がひとり出て当選して票が集まっても、3月に池坊さんに蹴られる可能性ある」と、理事候補選後の展開まで予測した。

 貴乃花親方が理事候補選で当選したとしても、協会の評議員会(池坊保子議長)が承認しない可能性もある。これを危惧している藤田は「そうすると貴乃花一門に理事がひとりもいなくなる。そういうことを考え、自分はいいと考えたのではないか」と、貴乃花親方の考えを推測した。

 元横綱・日馬富士の暴行問題から、ここまで取ってきた貴乃花親方の行動についても言及。「ファンあってのもの。自分のことは二の次。ファンのためを思ってやると、貴乃花親方のようになってしまう」としながら、今後の相撲界を思って「若手でひとりでも(貴乃花親方のような人物が)増えることが今後の一番の課題だとつくづく思う。(貴乃花親方は)相撲を愛しているからこそできること。自分を守ることが一番楽ですから」と、訴えた。

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