杉田かおる号泣…在宅介護続けた母の死を語る「ありがとうって泣いてくれた」

 女優の杉田かおるが25日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演し、母・美年子さんのみとりについて号泣しながら語った。

 美年子さんは慢性閉塞性肺疾患で、杉田は「最後の介護の4年半は、母の病気と一緒に闘うっていう感じで。私の中では仕事っていうのが吹っ飛んで、母の病気と闘うことが使命感みたいになっちゃって」と、芸能活動を停止して臨んだ在宅介護を振り返った。

 杉田は最期の日々を「素晴らしい時間でした。本当に、(杉田の出演作の)再放送を(一緒に)見て…頑張って来て良かったなって思ったし。ウチの母は全然泣かない人だったんですけど、最期、泣いてくれた。『ありがとう』って言って泣いてくれたんで、母が自分の感情を素直に出せるようになって、おいしいとかうれしいとか、ずっとそういう感情を押し殺して頑張って来た人だったんで、その涙がうれしかったですね」と、涙ながらに回想。

 「最後の入院の時は意識もうろうとしながらずっとワイドショー見てたので、こうやってワイドショーの取材を受けると、お母さん見てたなって…」と、号泣した。

 美年子さんの最期の言葉は「もう何もいらないわ。気をつけて来てね」だったといい、杉田は「欲をなくすことの強さというか、死って平等に訪れるから。闘っていた架空の恐怖心がなくなったので、だから毒舌がなくなった。すごいちっちゃかったなって思います、自分が闘ってた敵は」と語っていた。

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