ラッパーのECDさん死去 家族がツイッターで公表 日本ヒップホップ界の草分け

 日本ヒップホップ界の草分け的存在であるラッパーのECD(本名石田義則)さんが24日午後9時36分、入院先の病院で死去した。57歳。25日、家族がECDさんの公式ツイッターで公表した。

 ツイッターには「家族による代筆です」と前置きした上で「昨夜21時36分、ECDこと石田義則は入院先の病院で息を引き取りました。家族と友人達に見守られながらの最期でした」という訃報と、「これまで応援してくださった皆さんには深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました」という感謝が記されている。

 また、告別式については「決まり次第こちらでお知らせします」とされている。

 ECDさんのツイートは、今月16日の「来週23日から4日間だけ貧血を治すための輸血などで入院します」という報告が最後となった。

 ECDさんは1960年生まれ。87年からラッパーとして活動を開始した。代表的なアルバムに「失点 in the park」(2003年)があり、最後のオリジナルアルバムは15年の「Three wise monkeys」。著述業でも活躍し、反原発など社会運動にも参加した。2016年9月に上行結腸がんと食道がんであることを公表していた。

 同じく日本ヒップホップ界の黎明(れいめい)期から活躍するZeebraはツイッターで「常に新しいヒップホップを表現した石田さんは一生FRESHでした。ご冥福をお祈りします」と、追悼している。

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