桂文枝の「喜楽館」名誉館長 疑惑浮上でも…NPO理事長は「就任してほしい」

 公費が投入され、今夏に神戸・新開地に開場予定の演芸場「神戸新開地・喜楽館」の一般公募による名称決定時に、上方落語協会の桂文枝会長(74)が知人女性を介在させたとの疑惑報道に対し、23日、文枝と名称決定を行った「新開地まちづくりNPO」の高四代理事長(70)が会見した。

 同理事長は名称決定自体はルール通りに行ったと経緯を説明。「喜楽館はいい名前で、是非使いたい」と再公募などは考えていないとした。文枝が昨年に「開業後は名誉館長になって盛り上げたい」と発言していたことには、「文枝さん次第だが、私は今も、名誉館長になっていただきたいと思っています」と語った。

 一方で22日発売の「週刊現代」は、文枝が公募時に知人女性に「喜楽館」の名称で応募させたうえで、これを採用し、女性が「命名者」になったと報じているが、高理事長は文枝から謝罪はあったが、女性介在の真偽についての説明はないとした。高理事長は女性介在が事実なら「ルールに直接違反しないが、モラル的問題はあると思う」と述べたが、今後の真偽解明に関しては「我々が行うべきものなのか、分からない」とした。

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