松本幸四郎 草間彌生氏デザインの祝幕を披露

 歌舞伎俳優・松本幸四郎(45)が23日、1月に続いて東京・歌舞伎座での襲名披露興行となる「二月大歌舞伎」(2月1日初日)で披露される「祝幕(いわいまく)」のデザイン発表会に出席した。

 幸四郎が希望し、前衛芸術家・草間彌生氏が2017年に制作した3点が並べられたデザインで、テーマは「愛を持って人生を語ろう」(提供は一般女性の中野道代さん)。幸四郎は「20年ほど前に草間先生とお会いしたことがあり、それ以前から作品が好きだった。草間先生の作品は洗練された美しさが表現されており、私の歌舞伎と共通するものがあるのではとないかと。先生の作品を(歌舞伎座に)掛けさせていただくことをエネルギーに大きな興行を務めたい」と思いを明かした。

 2日の初日から七代目市川染五郎改め十代目松本幸四郎となり、3週間が経過。幸四郎は「『幸四郎さん』と呼ばれて、自分のことかと多少振り向けるようになった」と慣れを明かしつつ、「サインを頼まれるとき、いまだに七代目と書きそうになる。七と十は漢字だと比較的なんとかなる」と笑わせた。

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