若槻千夏、ワイプを頑張る芸能人減った「ライバルは菊地亜美だけ」

「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2018」の授賞式にプレゼンターとして出席した(左から)若槻千夏と流れ星のちゅうえい、瀧上伸一郎=都内
「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2018」授賞式にプレゼンターとして出席した若槻千夏(左)と流れ星のちゅうえい(中央)、瀧上伸一郎=都内
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 タレントの若槻千夏が23日、都内で行われた「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2018」授賞式に出席した。スマホなどで読む電子コミックのコンテスト、という催しにちなみ「芸能界のライバルは誰か」と司会者から話題を振られるとバラエティーで活躍する菊地亜美の名を上げたが、その理由はワイプ芸最後の生き残りだから、という若槻らしいものだった。

 ワイプとはテレビ番組で用いられる編集技術で、事前収録のVTRを放送しているシーンでスタジオにいる出演者の表情を映すのに用いられる。ここに多く映されるためには、常にVTRが放送されている間もしっかりとリアクションを取ることが求められる。

 若槻は「ワイプのライバルは菊地亜美だけですね」と断言し、「ワイプで2017年がんばる子ってそこまで多くなかったんです」と業界事情を語った。「ワイプでぎゃあぎゃあいう時代じゃないんです。その生き残りが私と菊地亜美だけなんで。菊地亜美を排除すれば私のワイプの時代がくるので(笑)」とジョークを交え、「あと1人ライバル、菊地亜美を蹴落とせば。ワイプ大賞受賞します」と打倒・菊地を誓った。

 ただ、最近は「ワイプでぎゃあぎゃあ言う時代じゃない」と、音声をオンエア映像で使ってもらいづらくなったと感じている様子。「だんだん皆さん心が折れてリアクションが少なくなってきている」とテレビ業界の変化も分析していた。それでも、「編集の時に音声を残してくれるディレクターさんの優しさを買いたいんです。私はワイプでぶつぶつ言い続けます」とワイプ芸を今後も続けていくと意気込んでいた。

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