芸能事務所社長 覚醒剤使用疑いで逮捕 昨年までモデル・西山茉希が所属
警視庁南大沢署が今月5日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、芸能事務所「オフィスエムアンドビー」の社長池田啓太郎容疑者(52)を逮捕していたことが22日、同署への取材で分かった。
同事務所は、昨年までモデルの西山茉希が在籍していた。しかし、給料未払いトラブルなどが明らかになり、西山は同11月に契約解除の書面を送る形で、事務所を移籍している。
南大沢署によると、池田容疑者は2017年12月15日にも同容疑で逮捕されていた。「仕事のストレスでやった。覚醒剤は新宿で外国人から買うなどして手に入れた」と容疑を認めている。
別の覚醒剤事件の捜査から池田容疑者が浮上。昨年11月に自宅を家宅捜索した際に、ベランダで倒れているのが見つかり、病院に搬送されて入院。尿検査で覚醒剤の陽性反応が出た。
その後、行方不明になったため指名手配して行方を追っていたところ、同12月15日、長野県小諸市内の路上で車内にいるのを長野県警の警察官が発見。立ち寄り先とみられる小諸市のマンションで、覚醒剤と使用器具が見つかった。
2回の逮捕容疑は昨年11月上旬に東京都周辺で、同12月上旬には長野県周辺でも、それぞれ覚醒剤を使った疑い。
西山との給料未払いトラブルは昨年2月、週刊誌報道で明るみに。西山は19歳から給料が全く上がらなかったことなどを告白していた。