小室、今後のファンとの交流に複雑胸中「声は聞きたい」

 看護師女性との不倫疑惑を報じられた音楽プロデューサーの小室哲哉(59)が19日、都内で会見を開き引退を表明した。不倫関係は否定しつつ、騒動を起こしたことのけじめとしての決断とした。また、今後ファンと交流するのかないのか、という趣旨の質問には「声は聞きたい」と否定はしなかった。

 TM NETWORKやglobeなど、自身が前に出るユニットとしても活躍してきたが、最近は音楽プロデューサーとしての仕事がメーンだった。「ファンの皆さまというか、バンドで東京ドームをいっぱいにしてきた人間ではないので、不特定多数というか、どういう方が僕の曲をいいと思ってくださっているか正直よくわからない」と、引退の反響について語った。

 SNSの普及を鑑みて、「そういう方たちの声はソーシャルな時代ですから耳に届いたり目に映すことはできますので。見させていただくというか、読ませていただくというか、声は聞きたいと思っています」と語り、今後のファンとの交流については「その中から答えが出てくるのかなあと思っています」とした。

 60歳を目安に引退することも昨年8月ごろからよぎっていたというが、「1年以上、もしかしたらもう少し(引退が)早まってしまった」と語るこの日の引退表明。「悔いなしなんて言葉がひと言も出てこない」と無念さもにじませていた。「世論の方たちの比率によるかなと思っています。よく51対49みたいなことがあります(言われます)が、割合が、なんでもいいから生き恥をさらしてでもいいから音楽をつくれよという意見が何割あろうかと(いうところ)。ファンという、すごく不特定多数の微妙な表現よりは、この時代ですから数字に如実に全部出てきますので、数字に従いたいかなと思っています」と複雑な胸中も吐露していた。

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