小室「90年代には考えられなかった」楽曲制作滞る日々を苦悩

 看護師女性との不倫疑惑が報じられた、音楽プロデューサー小室哲哉(59)が19日、都内で緊急会見を開いた。騒動を起こした「けじめ」として引退すると表明した。小室は会見の中で、最近の楽曲制作に関し、苦悶していたことも赤裸々に語った。

 小室は会見の中で耳鳴りに苦しめられていたことを明かしているが、その耳鳴りが原因で「音楽制作が滞ることが、今までにはなかったんですが、最近では3日、1週間と締め切り納期が滞り始めて」と、制作が思うように行かなくなった現実を吐露。「小室哲哉ならこんな音を作ってくれるだろうという期待に応えられるのかどうかということを、17年秋頃の制作には自問自答する日々だった」と振り返った。

 この制作が滞ってしまうということは「20年前、90年代には考えられなかったこと」とも振り返り、大ヒットを連発していた頃と比較し、悩み苦しむ日々があったと率直に語った。今年還暦を迎えることから、「ある種、60歳というのは大きな節目なのかな、才能、能力を超えた創作ではどうなのかと、期待に応える音楽制作のレベルなのかと」と、60歳という年齢も引退を決断した理由の一つとした。

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