お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が１７日、ＴＢＳ系「ビビット」で、物議を醸している大学入試センター試験での“ムーミン問題”について「そんなに目くじらたてることじゃないかなとは思う」と出題者側に理解を見せた。

　番組では冒頭から、センター試験の地理Ｂで出題されたアニメと北欧の国を結びつける問題に、ファンからはムーミンの出身は「ムーミン谷」などの声が上がるなど、各方面から疑問の声が上がっていることを特集。ＶＴＲを見終わったＭＣの国分太一は「問題自体は悪いことじゃない気がするが…。ムーミンの出身がどこかっていうのが、わからないっていうこと？」と中田に質問。

　中田は「アニメファン的には、設定に厳密でありたいというのはある。僕はエヴァンゲリオンのファンですけど、エヴァがロボットというとエヴァファンは怒りますから。ムーミンはフィンランドじゃないぞってムーミンファンが怒ると思う」とムーミンファンの訴えには理解。

　だが「でも、そんな目くじらたてることじゃないなとは思う」ともポツリ。そして「全体的にふざけた問題を作ろうという雰囲気が出ているのはすごくいいと思う。こういうミス、これからたくさん出て来ると思う」とセンター試験の出題傾向が変わってきていることを歓迎した。