ABC社長 M-1は「ガチンコ勝負という意味では緊張感があって面白かった」
朝日放送の脇阪聰史社長が16日、大阪市の同局で新春会見を行い、昨年12月に放送された「M-1グランプリ2017」について「ガチンコ勝負という意味では緊張感があって面白かった。これからも進化していくだろう」と語った。
関西地区では15年のM-1復活以降最高の視聴率24・0%を記録したと説明。昨年同局が放送したバラエティー番組で最高の数字だったという。
審査員を務めたタレント・上沼恵美子の辛口採点も話題になったが「厳しい評価も必要。ガチ勝負のM-1、真剣勝負ならでは」と評し、ネタ披露の順番をくじで直前に決めるスタイルに変更した点などの改革も評価。「現在、昨年の大会の検証をしている。今年に向けてパワーアップしていかないと、と制作現場でしっかり考えている」と話した。
また、1日に放送された「芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2018お正月SP」に関しても、関西地区で同番組史上歴代最高となる視聴率23・8%を獲得したとし、シェアが38・1%だったと明かした。出演したX JAPANのYOSHIKIが食した菓子が品薄状態になるなど注目を集めたが、脇阪社長は「放送後も予想以上の反響を得た」と評価した。