秋山豊寛氏、日本人初の宇宙行きは「会社の出張」

 1990年に日本人で初めて宇宙に行ったジャーナリストの秋山豊寛氏が14日放送の日本テレビ系「ニノさん」に出演し、宇宙に行った時のことを「会社の出張」と表現した。

 TBS在籍当時、社内で当時のソビエト連邦の協力で宇宙ステーションに行く企画が持ち上がった。「最後に7人選ぶ時に1回落ちてる」と一度は選考過程で落選してしまったというが、その候補者が最終的に採用されず「敗者復活で」選ばれたと振り返った。

 当時、宇宙から日本人初の肉声となる第一声に注目されたが、「これ、本番ですか」と発してしまったことが話題になった。「本当は『宇宙は混とんとしてます』みたいな。ちょっと印象的なことを言おうと思ってたら、予定より5秒ほど早く『秋山さん』があったので、テスト回線かと思ったんですよ」と思い出話を披露した。

 青く、弧を描く地球を宇宙から見た感想を、「地球の縁が真っ青でね。感動しました。脳がふるえるというか」と表現した。「命の塊みたいに見える。こんなにきれいなものをみて、どうやって生きていこうかと最後の夜に考えました」と人生観に大きな影響を受ける経験だったと明かした。

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