キムラ緑子が舞台で20代役 共演の渡辺えりは不満顔で「うらやましい」
女優のキムラ緑子(56)が13日、大阪市内で舞台「喜劇 有頂天一座」(2月16日~23日、大阪松竹座)の取材会を行い、劇中で20代の役柄を演じることに「まだ実感できていないが、そういう役をやらせてもらえるのも最初で最後。すごい楽しいです」と笑顔を見せた。
当初は若手女優役とあって10代を演じることも検討したというが断念。キムラは稽古の中で、20代まで年齢が上がったと明かし、「演じる上で気持ちが大事なので、心の底から純粋に演じたい」と意気込みを語った。
一方、共に取材会に参加した女優の渡辺えり(63)は「緑子ちゃんがうらやましい」と不満顔。「私は座長役で落ちぶれて、地味な役ですよ」と語ると、「私はまだ若いと思っている。手相を見てもらったら16歳と言われました。緑子ちゃんの役をやりたい」と続けて笑いを誘った。
同舞台は渡辺とキムラがコンビを組み2015年に上演された「喜劇 有頂天旅館」に続く有頂天シリーズ第2弾。「-一座」では女剣劇一座で繰り広げられる、座長の座を巡る壮絶な“女いくさ”を描く。