M-1優勝のとろサーモン、賞金での銅像設置を断念

講師としてNSCで特別授業を行ったとろサーモンの村田秀亮(中央左)と久保田かずのぶ(中央右)=東京・神保町
講師として特別授業を行うとろサーモンの村田秀亮(左)と久保田かずのぶ=東京・神保町
 講師としてNSCで特別授業を行ったとろサーモンの村田秀亮(中央左)と久保田かずのぶ(中央右)=東京・神保町
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 今年のM-1グランプリで優勝したお笑いコンビ・とろサーモンが15日、都内で、賞金1000万円で宮崎空港に銅像を設置するプランを断念したことを明かした。

 東京・神保町の吉本総合芸能学院(NSC)で講師として特別授業を行った2人は終了後に会見。既に空港の目立つ場所にある俳優・温水洋一像に続く快挙を狙っていた村田秀亮(38)は「(制作に)1体600万円かかると。(1人500万円の)賞金を大幅に超えるので無理です」と話した。久保田かずのぶ(38)は「(安いので)木で造ろうかな」と代案を口にしたが、実現性は薄そうだ。

 また、準優勝の和牛らとの激戦を制してM-1の頂点をつかんだことで、銅像をもくろんだ宮崎空港には「とろサーモン優勝おめでとう」と祝福の垂れ幕がかかったという。久保田は「隣に“日本一宮崎和牛おめでとう”のものもあった。偶然」と、和牛との縁に驚いていた。

 3日の優勝後から休みなしで多忙な2人は、共に大阪NSC出身。この日は、4月に入校した100人の“後輩”に芸人としての教えを説いた。

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