船越と松居 離婚成立 泥沼“サスペンス劇場”急転決着も松居「約束事破られた」

 松居一代の自宅=東京都内(画像の一部を加工しています)
 「パートナー・オブ・ザ・イヤー2006」に選ばれた船越英一郎(左)と松居一代夫妻=2006年11月
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 俳優の船越英一郎(57)と妻で女優の松居一代(60)の離婚が13日に成立していたことが14日、明らかになった。船越側が報道各社にファクスで発表。慰謝料や財産分与はないとしている。松居がブログや動画を使い、“暴露”を繰り返し、名誉毀損(きそん)の訴訟にも発展した泥沼バトルが、急転、半年で決着した…かに思えたが、松居は14日夜にブログで「約束事が破られました」と怒りの告発。15日早朝に都内で開く会見で反撃するとみられる。

  ◇  ◇

 SNSを使った“暴露”戦を繰り広げ、“松居サスペンス劇場”と世間を騒がせた泥沼離婚騒動は、半年足らずで決着となった。

 ホリプロは報道各社へのファクスで、「一部報道に『財産分与について松居側が船越側の財産を買い取る方向で同意したとみられる』とありましたが、上記譲渡に財産分与の趣旨は全く含まれておらず、そのような事実は一切ありません」とわざわざ明記した。松居が言う船越の不倫がなかったからこそ慰謝料、財産分与が発生しなかった、と主張するかのような、異例の文面だった。

 松居いわく「4億5000万円」という東京・世田谷区の豪邸。関係者によると、船越は1億円以上すると見られる自宅の建築費の一部を負担。離婚に際し、数千万円と思われる船越の負担分(持ち分)を松居が買い取ることで、豪邸すべてが松居のものとなり、財産面での問題が解決した。

 2人の離婚騒動が表面化したのは今年6月末。松居がブログで「恐怖のノート」の存在を明かし、その後動画などで船越の“不倫”疑惑を次々と告発した。ハワイ在住の既婚女性や作家・脚本家の大宮エリー(42)の名前まで飛び出し、船越の持病を暴露するなど、当初は松居の連射砲が騒動に拍車を掛けた。

 船越はこの日、レギュラーを務めるNHK「ごごナマ」に出演したが、離婚についてはコメントせず。一方、松居は同日夜、ブログを更新。「調停委員の前でお約束したことが破られました」とつづり、15日早朝に都内のホテルで緊急会見を開くことを発表するなど、反撃を予告。“松居劇場”は簡単に幕を下ろさない混沌(こんとん)とした様相を呈している。

 なお、ホリプロは松居に対し、名誉毀損(きそん)や業務妨害を理由に300万円の損害賠償を求める訴訟を起こしており、こちらの裁判は継続中。

  ◇  ◇

 松居は14日午後6時半過ぎに「マスコミの皆様へ緊急なご連絡」と題し、ブログを更新。「実は約束事が破られました」と切り出し、「家裁、調停委員の方の前で厳粛にお約束したことなんですよ本当に驚きました」と記述。「大変な事態に松居は陥っております」「調停委員の方の前での約束が破られたのですから焦っちゃいますよねぇ」と船越側が何らかの“約束破り”をしたとの主張を展開。15日午前8時半から開く会見の場所まで“公開”し、マスコミに取材を呼びかけるなど、反撃の予告をしている。

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