劇場版「名探偵コナン」は継続 原作者・青山剛昌氏は病気療養で充電も

 「2018年東宝配給作品ラインナップ発表」が13日、都内で行われ、東宝関係者が劇場版の「名探偵コナン」が継続することを明言した。「-コナン」はこの日発売された「少年サンデー」で原作者の青山剛昌氏が病気療養と充電のため長期休載すると発表したばかりだった。

 今年4月に公開された劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌」は興行収入68億9000万円を記録する大ヒットで、今年の東宝配給作品の中でトップの成績だった。東宝関係者は、原作者が休養しても、毎年確実にヒットするドル箱作品の公開を休むことは考慮しなかったようだ。

 青山氏は劇場版で監修は行うが、基本的に脚本には携わらないスタンスのため、新作の製作にも大きな支障はないと見られている。すでに18年も「-ゼロの執行人」が4月13日に公開されることが決まっている。

 また、この日は、人気コミック原作の「響-HIBIKI-」と、映画プロデューサーの川村元気氏の小説「億男」の実写映画化も発表された。「響-HIBIKI-」の原作はビッグコミックスペリオールに連載中の「響~小説家になる方法~」で、芥川賞と直木賞を同時受賞した謎の小説家が、実は女子高生だったというストーリー。「マンガ大賞2017」の大賞を受賞した。また、「億男」は宝くじで3億円を当てた男がお金と周囲の関わり方を考える物語。「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督がメガホンを取ることが決まっている。

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