熊本の“お騒がせ議員”に辞職勧告 市議会が3度目、本人は体調不良で欠席

 熊本市議会は12日、自身が代表を務める漁業協同組合に対する不適正支出を市にさせたとして、北口和皇市議(59)に対する辞職勧告決議を可決した。市議会による北口市議に対する3度目の辞職勧告。辞職に応じない場合、議会は兼業を禁止する地方自治法に抵触しないか追及する方針。

 北口市議はこの日、体調不良を理由に議会を欠席した。

 市の外部監査は2012~15年度の漁協への支出を「市議の働き掛けに市職員が迎合した」と認定。支出計約510万円分を不適正としたほか、漁協の業務請負が違法の恐れがあるとも指摘した。

 市議会は15年11月と16年12月にも辞職勧告を決議。市政治倫理審査会も16年10月に辞職勧告した。

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