富岡八幡宮事件容疑者 殺害前に文書投函し4項目要求「永遠に祟る」

 東京都江東区の富岡八幡宮で宮司の富岡長子さん(58)ら4人が殺傷された事件で、殺害された長子さんの弟で自殺した元宮司の茂永容疑者(56)名の文書が11日、デイリースポーツに届いた。消印は事件翌日の8日で、末尾に「富岡茂永」との手書きのサインと母印があった。

 文書はA4判の用紙8枚。パソコンで書いたとみられる。冒頭では同八幡宮について「数々の不祥事につきましては、氏子崇敬者を始め、神社界の皆様、ご関係各位に、長期に亘り多大なるご迷惑と、ご心配をお掛けしました事、衷心よりお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を並べた。

 家族間における出来事を詳細に記し、長子さんを「永久に富岡八幡宮から追放する事」などと4項目を求めている。

 「要求が実行されなかった時は」として、「私は死後においてもこの世(富岡八幡宮)に残り、怨霊となり、永遠に祟り続けます」などと書かれていた。同様の文書は複数に届いているとみられる。

 事件では長子さん、茂永容疑者、茂永容疑者の妻真里子容疑者(49)が死亡し、八幡宮専属の男性運転手(33)が負傷した。茂永容疑者が長子さんを殺害し、真里子容疑者が運転手を切り付け、さらに茂永容疑者が真里子容疑者を殺害後に自殺したとみて調べている。

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