中島みゆき、紅白は自宅で「そばをゆでながら」 逆転出場は完全否定

 シンガー・ソングライターの中島みゆき(65)が26日、都内で“言葉の実験劇場”「夜会」の特別公演「夜会工場Vol.2」(18年2月18日まで。東京、大阪、福岡、名古屋で開催)をスタートさせた。公演前の通し稽古後に取材に応じ、「そばをゆでながら紅白を見ます」と大みそかの過ごし方を明かした。NHK紅白歌合戦への逆転出場については「呼ばれてないもの」と完全否定し、自宅観戦を宣言した。

 今年は、8月に3年ぶりとなるシングル「慕情」を発売し、全国有線リクエストで1位を獲得するなどした中島。実績はあっただけに、紅白出場の可能性はゼロではなかったが、「局が違うじゃない」。同曲がテレビ朝日系のドラマ「やすらぎの郷」の主題歌だったことを挙げ、出場の可能性がないことを強調した。

 大みそかは「大掃除です」とひょうひょう。紅白について「時間が長いので全部ピッチリというわけにはいきませんが、見ますね。気合の入った衣装とか信じられないような応援合戦とかを見たいです」と話した。

 この1年は「倉本イヤーでしたね」と、「やすらぎ-」の脚本家・倉本聰氏(82)の印象が強かったことを告白。主題歌を担当しただけでなく、ドラマにゲスト出演も果たした。「アルバム(『相聞』)にも引きずってきますし」と創作にも影響があったとした。

 1年の締めくくりであり、新年のスタートでもある「-Vol.2」は89年から続ける「夜会」の楽曲を抜粋した濃縮版。今回はステージ上方に電光掲示板を設置し、歌っている楽曲がどの年の「夜会」の楽曲だったかを表示。トークでも中島自らがアドリブを含めて楽曲を解説する。

 13年の「-Vol.1」と比較して、より分かりやすく進化しており、中島は「“懐かしの夜会をもう一度”だけじゃなく、“夜会って何?”っていう方にも楽しんでいただきたい」とファン層の広がりを期待した。

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