ロバートの秋山竜次（３９）が扮（ふん）する天才子役の上杉みち君が２３日、都内で行われた育成ゲーム「祝　２０しゅーねん！　たまごっち」のＣＭ発表会に登場。６歳の（設定の）ため、共演した子役たちからやや後方に離れ、通常の４倍の大きさの「たまごっち大使」任命証を受け取るなど、遠近法を活用した異色の会見となった。

　ゲームは、９０年代に大ブームを起こした初代「たまごっち」を復刻したもの。「劇団えんきんほう」に所属する、みち君は出演したＣＭでも遠近法を使って撮影されており「遠近法の力がなければ、僕はただの３９歳です。これは快挙です」と、のどから絞り出すような特徴的なしゃべり方で目を細めた。

　さまざまなキャラクターを演じ分け、注目を集める秋山だが、常に膝立ちのみち君には苦戦。「今度から膝に毛布を置くよ。僕は遠近法をなくしたら体重９５キロもあるんだ」と嘆いていた。