2017.11.22

天皇陛下の退位日決定に向け皇室会議１２月１日に開催

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　政府は、天皇陛下の退位日決定の前提となる皇室会議を１２月１日に開く方針を固めた。関係者が２１日、明かした。天皇陛下が２０１９年３月３１日に退位し、皇太子さまが４月１日に新天皇として即位する日程に加え、４月３０日に退位、５月１日に即位する案を検討。皇室会議の意見を踏まえて最終決定する。

　政府筋によると、１９年３～４月は与野党による選挙戦が予想される統一地方選があるため、退位は選挙後の４月３０日、新天皇の即位は５月１日が望ましいとの意見がある。１９年３月３１日の退位は年度替わりの時期で、国民生活への影響を最小限に抑えられる利点がある。「１８年１２月」の退位案は、代替わりの儀式が新年祝賀の儀など年末年始にある皇室の重要行事と重なるとして、宮内庁が強い難色を示している。