宝塚宙組トップ 朝夏まなと ファン8千人に送られ涙と笑顔でサヨナラ
宝塚歌劇団宙組トップスター・朝夏まなとの退団公演「神々の土地~ロマノフたちの黄昏/クラシカル ビジュー」が19日、東京宝塚劇場で千秋楽を迎えた。
ショー終了後に退団会見を行った朝夏は、朝、ファンに出迎えられた時と緞帳(どんちょう)が下りた時に「これが最後なんだな」と退団を実感したことを明かし、2002年の初舞台から16年間在籍したタカラヅカに感謝した。今後については「ご報告できることがあれば」と含みを持たせたが、結婚は「ないです」と即答して、笑わせた。
サヨナラパレードでは伝統の紋付き袴(はかま)姿で登場。「まぁさまへの愛は永遠です。大好き~」とファン8000人から声を掛けられ「思い残すことはありません。みなさんのおかげです」と笑顔で劇場に別れを告げた。