貴乃花親方の母・藤田紀子 被害届やすれ違い「相撲界改善の覚悟」と推察

 大相撲元横綱の貴乃花(現貴乃花親方)とその兄の3代目若乃花(現タレントの花田虎上)の母でタレントの藤田紀子(旧芸名=藤田憲子)が15日、テレビ朝日「ワイドスクランブル」に出演し、貴乃花部屋に所属する前頭8枚目の貴ノ岩が九州場所前の秋巡業中に、同じモンゴル出身の横綱日馬富士から暴行を受け、貴乃花親方が被害届を出したことについて、「相撲界改善への覚悟があったのでは」などと自身の意見を述べた。

 番組では、貴ノ岩が日馬富士に暴行を受けるきっかけが、「もうあなたたちの時代じゃない」と発言したと一部で報じられたことを紹介。藤田は、「貴ノ岩のその言葉は考えられない。(自分の息子の)親方がしつけてきたはず。真実を知りたい」などと語った。

 藤田はまた、貴乃花親方が被害届を取り下げる意思のないことを示したことに、「今回のことが大ごととなり、10年前にも(角界の暴力事件)あり、そのあともいろんな目に見えないこと、公になっていないことなどまだ改善できていない。貴乃花親方の性格からして、このままではいつまでも相撲界が改善できないという判断かな」と推察した。

 また、14日に日馬富士と師匠・伊勢ケ浜親方が貴乃花部屋を謝罪に訪れた際にすれ違いとなり、貴乃花親方が車の中から手を上げただけで、日本相撲協会へ向かったことについて、「私の考えでは」とした上で、「どこかでうやむやになりかねないと思い、そういうことが(角界には)いっぱい。それを直さないと、という覚悟では」とあらためて言及。そして、暴行を犯した日馬富士についても、「日馬富士さんについても弟子を見る気分です。嫌ですね」と加えた。

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