橋爪遼被告に有罪判決 東京地裁で公判 懲役1年6月 執行猶予3年

 俳優・橋爪功(76)の息子で、覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕、起訴されていた俳優・橋爪遼被告(30)の判決公判が13日、東京地裁で行われ、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡された。

 橋爪被告は初公判の時と同様、黒スーツに黒ネクタイ姿で入廷。傍聴席に向け、5秒ほど深々と頭を下げた。判決を言い渡された際には、表情を一切変えずに裁判長の言葉を受け止めた。最後に何か言おうとしたものの、裁判長から退廷を促され、再び傍聴席に一礼して退廷。迎えの車で東京地裁を後にする際も表情は変えず、報道陣の問いかけには一切応じなかった。

 橋爪被告は、6月2日ごろ、埼玉県新座市の男性宅で、現金2万円を払って覚醒剤を使用。10月20日に行われた初公判では起訴内容を認め、覚醒剤については「二度と手をつけることはありません」と宣言した。だが検察側から手を切る具体的な方法を聞かれるも「二度としない、そう思っています」と話すにとどめていた。

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