お笑いコンビ、クワバタオハラのくわばたりえが１日に更新したブログで、７歳になった長男が朝、学校へ出かけてしばらく後に警察から電話があり、「（長男に）何かあったのでは」と心底おびえた心境を詳細につづった。

　長男が出かけ、下の子ども２人の面倒を見ていたら携帯が鳴ったという。くわばたは「時計を見たら８時前　こんな時間に電話なんて　かかってきた事ない…嫌な予感…もしかして　隊長に何かあったの？いや　大丈夫。大丈夫なはず」と長男のことを“隊長”と愛称で記し、早朝の電話に不吉な予感がしたことを明かした。

　着信番号を見ると、東京を表す市外局番「０３」から始まり、下４桁が警察を表す「０１１０」だった。くわばたは「警察？まさか…友達の子供が交通事故にあった時、ママの携帯に警察から電話がきた話を思い出した　やめて…大丈夫。大丈夫。警察なわけない…携帯が鳴って５．６秒の間に　頭の中でいっきに色々考えた」と悪い想像がめぐったことをつづった。

　電話に出ると「○○警察の△△と申します」と名乗り、くわばたは「嘘でしょ…警察…やめてよ…交通事故にあったん？！いや　もしそうだとしても　軽い怪我ですんでるはず！だって　しゃべり方が落ち着いてるもん！えっ？あえて　落ち着いたしゃべり方にしてんの！？大丈夫。大丈夫。大丈夫」と、やはりいろいろな考えがめぐった。

　警察は「息子さんが　横断歩道を渡る時に帽子が」と告げた。くわばたはこの瞬間も悪い考えが浮かび、「この続きが　頭に入ってこない　えっ？横断歩道を渡る時に　帽子が飛ばされて　それを取りに行った時に車に？嘘　嘘　嘘や！やめて！生きててよ！！！」と祈った。

　警察が次に告げたのは「届けてくれたんですが」だった。「息子さんが横断歩道で　帽子を拾って、それを今　交番に届けてくれたんですよっ」とのことで、くわばたが「交通事故じゃないんですか？」と問うと、警察は「えっ？違いますよっ　大丈夫です。今　僕の前に立ってますから」との返答だった。

　小さな子が落し物を届けた場合、拾い主の名前や住所などの書類を作るらしく電話が親の元にかかってきたという。電話を切ったあと、「バァーっと涙が」あふれたことを記した。