山本耕史&J・C・ミッチェル監督が「ヘドウィグ-」ソングを即興で熱唱
俳優の山本耕史(40)が19日、都内で行われた英映画「パーティーで女の子に話しかけるには」(12月1日公開)のジャパンプレミアに出席し、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督(54)とともに生歌を披露した。
ミッチェル監督は性転換したロックシンガーが愛を探し求める姿を描いた「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の原作者であり、舞台版、映画版(2002年)で主演を務めた俳優でもある。この日は、同作の日本での舞台で主演した山本が応援に駆けつけた形。約9年ぶりの再会となった山本は「本当にジョンらしい、すてきなパッションをいただきました」と「パーティーで-」を絶賛した。
ミッチェル監督は「ヘドウィグ-」のスペシャル・ショー公演を17日に大阪で終えたばかりだが、疲れも見せずハイテンションでトークを繰り広げた。司会者から「最後にひと言」と勧められると、山本に「歌えるかい?」と耳打ちし、突然「ヘドウィグ-」の劇中歌「The Origin of Love」をデュエットで熱唱。思いも寄らぬ“プレゼント”に客席は大盛り上がりとなった。
終演後に山本は「舞台のときは、せりふ以外は英語だったので、おぼえておいて良かった」とアドリブに対応できたことを喜んだ。映画は、パンク少年エン(アレックス・シャープ)がパーティーで出会った女の子・ザン(エル・ファニング)をライブに連れて行こうとする恋物語。ザンはある理由で48時間しか一緒にいられないが…。70年代のファッションや音楽にファンタジー要素も加わった異色の作品だ。