今度は、刑事キムタクだ!東野圭吾氏ベストセラー小説映画化で、初の職種に挑戦

 元SMAPの木村拓哉(44)が、作家・東野圭吾氏(59)のベストセラー小説を初実写化した映画「マスカレード・ホテル」(2019年公開)に主演、初の刑事役に挑戦することが11日、分かった。ホテルマンに扮し連続殺人事件を予告されたホテルに潜入捜査するエリート刑事役。刑事の教育係となったフロントクラーク役の長澤まさみ(30)と、ぶつかり合いながらも事件の核心に迫っていくミステリーだ。

 検事、総理大臣、天才外科医など数々の職業を演じてきた木村が、初の刑事役で新境地を開拓する。

 映画は、シリーズ累計275万部を突破した東野氏の小説「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」の初実写化。「HERO」シリーズでタッグを組んだ鈴木雅之監督(59)がメガホンを取る。連続殺人事件の次なる舞台として予告された高級ホテルで、ホテルマンに扮し潜入捜査を行う刑事・新田浩介(木村)と、新田の教育係に任命されるフロントクラーク・山岸尚美(長澤)という“水と油”のバディが、衝突しながらも難事件に立ち向かう姿を描く。

 「毎日、楽しんでいます」と7日のクランクインから充実した毎日を送っている木村は、刑事とホテルマン役の“二刀流”に「そのバランスが非常に面白い」。ホテルの制服を着ると自然と背筋が伸びるといい、「作品に関わっている間は、ずっと姿勢が良い」と笑った。

 長澤との芝居も楽しみの一つ。1991年デビューの木村、00年デビューの長澤はともに長い芸能活動歴があるが、今作が初共演。木村が「非常に表現豊かな方なので、どのようなシーンを一緒に構築できるかとても楽しみ」と語れば、長澤も「とても楽しみ」と期待を込めた。

 東野作品にも初出演となる。木村は「東野先生の作品は一つのブランド。しっかり表現しないと。プレッシャーはありますが、全力で頑張ります」と気合を込めていた。

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