宮沢りえ ムーミンの声に挑戦、母の思い出重なる…アニメ映画のアフレコ
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女優の宮沢りえ(44)が11日、都内のスタジオでアニメ映画「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」(12月2日公開)のアフレコ収録を行った。宮沢が劇場版アニメで吹き替えをするのは、05年の「死者の書」以来12年ぶりで、今作では主人公のムーミントロールの声を担当する。
宮沢はムーミンの声を演じることに「子供の頃から慣れ親しんでいるキャラクター。ちょっとプレッシャーもあった」と明かし、この日は劇中の2シーンに挑戦したが、二つ目では「ちょっとかみましたね。もう1回!」と自ら撮り直しを志願するほどだった。
ムーミンには14年に亡くなった母・光子さんの思い出がある。宮沢は「子供の頃、母が『ねぇムーミン、こっち向いて…』の歌を私の名前に変えて歌ってくれていたんです。幼少期を思い出して胸がキュンとなります」と打ち明け、スタッフからムーミンのぬいぐるみが贈られると「うれしい。いやされます」と笑顔を全開させた。