「アウトレイジ」ライン・プロデューサーがトークショー 10・3、ロケ地神戸で

 北野武監督のヒットシリーズ「アウトレイジ」のライン・プロデューサー小宮慎二氏が10月3日、神戸市内で行われるシリーズ第2作「アウトレイジ・ビヨンド」の上映会後のトークショーにゲスト出演し、「北野組」ならではの撮影裏話を披露する。シリーズ最新作「アウトレイジ最終章」の公開が来月7日に迫る中、北野監督と30年近く映画制作に携わってきた小宮氏の言葉にシリーズを読み解くヒントがありそうだ。

 「アウトレイジ・ビヨンド」のロケが神戸市内で大々的に行われたことから「ビヨンド」の上映会とトークショーが開催されることになり、小宮氏がゲストとして登壇する。

 小宮氏は兵庫県出身の団塊世代。北野監督とは「あの夏、いちばん静かな海。」(91)で出会った。以後、「ソナチネ」(93)、「HANA-BI」(97、ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品)の後、「菊次郎の夏」(99)よりオフィス北野所属のライン・プロデューサーとして活躍。以降の北野監督全作品に関わっている。ライン・プロデューサーとは、現場の撮影行為を仕切ることが主な役割で、各現場における予算面も担当する。

 「ビヨンド」と神戸の関わりは深く、神戸空港島内の道路ではカーアクション、摩耶埠頭では、海に落とされた車を引き揚げるオープニングのシーン、神戸国際交流会館の屋上では銃撃戦のシーンが撮影された。

 「アウトレイジ最終章」は、関東の「山王会」と関西の「花菱会」の巨大抗争後、韓国に渡った大友(ビートたけし)がすべての因縁に決着をつけるべく日本に帰国。アウトレイジ(極悪非道)たちに銃口を突きつける。

 トークショーと上映会の場所は神戸国際会議場メインホール。午後5時に開場し、同6時半から上映。定員になり次第、受付終了(鑑賞料500円)。上映後には、来場者の中から抽選で20人に「アウトレイジ最終章」のチケットをプレゼントする抽選会を開催する予定。

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