黒木瞳、恋の思い出「記憶違い」で短編映画完成…撮影中に「あれっ!?違う」

「ショートショートフィルムフェスティバル」でトークショーを行った黒木瞳=大阪市内
「ショートショートフィルムフェスティバル」でトークショーを行った黒木瞳=大阪市内
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 女優・黒木瞳(56)が16日、大阪市内で開幕した映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」に出席した。映画祭では黒木が監督を務めた短編映画「わかれうた」(主演・石野真子)が上映され喝采を浴びたが、トークショーで黒木は同映画が自身のまさかの「記憶違い」から誕生したことを告白した。

 同映画は中島みゆきの楽曲「わかれうた」と、高校時代の修学旅行、38年後の同窓会をテーマに、青春時代の淡い恋の記憶が描かれている。

 黒木は上映後のトークショーで、映画製作の端緒が、自身の高校時代の修学旅行の記憶だったことを説明。修学旅行で同級生男子がギターで「わかれうた」を弾き語り、その同級生と帰りの夜行列車で語り合い、一時の恋の感情が芽生えた思い出を明かし「青春ですね」と語った。

 この記憶を元に、映画の脚本が完成し、今春に撮影を行ったが、黒木は「撮影が始まって『あれっ!?違う』と思い出したんです」と高校時代の思い出に記憶違いがあったことを告白。「同級生が歌ったのは『わかれうた』じゃなくて、河島英五さんの『酒と泪と男と女』だったんです。もうダメですね~」と照れ笑い。

 ただ結果として思い描いた作品を完成することができた黒木は「いい記憶違いをしてよかったです」とほほ笑んでいた。

 同映画は、昨年公開映画「嫌な女」で初監督を務めた黒木が、初めて短編映画を手がけた作品。

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