佐藤浩市×江口洋介 念願の初共演 元巨人球団代表・清武氏の原作ドラマ

 俳優・佐藤浩市(56)と江口洋介(49)が、11月にスタートするWOWOWの連続ドラマW「石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」(日曜、後10・00)で初共演することが22日、分かった。2人は外務省に挑んだ刑事を演じる。

 若手時代から30年近く交流がある佐藤と江口が、念願の共演を果たす。2011年に亡くなった俳優・原田芳雄さんのライブや食事会でよく顔を合わせていたが、演技をぶつけ合うことはなかった。ともに出演した映画「闇の子供たち」(08年)でも共演シーンはなし。佐藤は以前から「(江口と)一度共演してみたいね」と希望していたという。

 劇中では佐藤が主人公の刑事・木崎睦人を、江口が上司の斎見晃明を演じる。江口は「俳優として先輩の佐藤さんの上司役を演じるということが面白く、楽しんで演じていきたいです」と9月のクランクインを心待ちにしている。

 プロ野球・巨人の元球団代表でノンフィクション作家の清武英利氏(66)の「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」が原作。01年の「外務省機密費詐取事件」を組織にあらがいながらも掘り起こした刑事たちの姿が描かれる。映画「沈まぬ太陽」などを手掛けた若松節朗氏(68)が監督を務める。

 『外務省VS名もなき刑事』という骨太な物語に、佐藤は「ヒリヒリとしたリアリズムを大切に、いかに我々が血として、肉として演じられるか、が勝負だと感じています」と気合をみなぎらせている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス