稲垣吾郎、SMAP解散、退所後を語る「心苦しいが自分で決めた事」

 元SMAPの稲垣吾郎が18日、フジテレビ系「めざましテレビ」のインタビューに応じ、ジャニーズ事務所を退所後について言及。「仕事欲が尽きることはない」「自分をずっと磨きながら、いい俳優になっていければ」と、退社後も俳優として更に意欲的に活動していくと訴えた。

 番組では、19日に放送される「ほんとにあった怖い話」に出演し続けている稲垣に軽部真一アナウンサーがインタビュー。夏の風物詩ともいえる「ほんこわ」撮影後は「ちょっとこのへんが重かったり」と首をさするなど、撮影秘話なども明かした。

 昨年大みそかにSMAPは解散。稲垣は9月にジャニーズ事務所を退所する。退所まで1カ月を切っているが、そのことについて聞かれると「見ている方とか、世の中的にはすごい変化だと思うので、何も変わらないよって澄ました顔をして言ってはいけない」と、解散、退所という現実にしっかり向き合うべきだと主張。「今ある現実は現実なので、それを受け止めながら、前向きに」と冷静にコメントした。

 退所後の仕事についても「仕事欲は尽きることはない」と今まで以上に仕事に邁進する決意も。「役者の仕事は大好きでずっとやっていることですし、内面が出る仕事なので、いい人間にならないといい仕事もできないですし、自分をずっと磨きながら、いい俳優になっていければと思っている」と新たなスタートについて語った。

 軽部アナから「ファンは心配している」と声をかけられると「それは一番感じていること」と神妙な面持ち。それでも「心苦しいですけど、自分で決めた事ですし、その現実というのは受け止めてもらわないといけないなと思う」と、今回の決断を尊重してほしいと主張。

 その上で「その心配に答えられるように、皆さんの中で欠けてしまっているものとか、ロスしているというものを満たしていかないといけないと思う」と、心配をかけた分、更にいい仕事をすることでファンの気持ちを満たしていくと訴えた。

 また自身の変化について「43歳なんですけど、年々子供が可愛いなって。番組(ほんとうにあった怖い話)始めた頃は子供は苦手なタイプだったけど、最近はかわいいなって。今日も一日一緒にいるだけで、最後はちょっと寂しかった」と恥ずかしそうに話していた。

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