舛添氏、公金問題「間違ってないと思ってるから謝れなかった」

 昨年6月に政治資金の公私混同問題で東京都知事を辞職した舛添要一氏(68)が、17日放送のTBS系「有吉ジャポン SP」に出演した。

 辞職から1年、世田谷区の一軒家の地下室で潜伏生活を送っていたという舛添氏。スタジオで、公金問題の釈明に追われた当時のVTRを見て、政治資金で購入したシルクの中国服を、書道用だと主張し「シルクのやつってのは引っかからないんで書きやすい」と釈明したシーンでは、苦笑いを浮かべた。

 舛添氏は、猛批判を浴びた一連の対応を「対応が下手ですね。失格ですね」と振り返った。

 1番の反省点を聞かれると「大変なご迷惑をおかけした。私に責任があるんですが、辞めてしまって1年くらい、こんな混乱が続いているので、非常に反省してます」と述べた。

 辞職しない選択肢はなかったのかと聞かれると「あれ無理です。朝から晩までテレビ電波の50%くらいが私について言われたら、ほぼ無理」とした。

 すぐに謝罪すべきだったとの意見には「すぐに、すみませんと言えば済むんだけど、私自分の性格で、間違ってないと思ってるのを言うの嫌なんですよ。バカ正直に、そのまま言っちゃうんで」と返した。

 公の場から姿を消していた舛添氏は、この1年は、世田谷区内の1軒屋の地下室で、本を読みながら引きこもり生活を送っていたことを告白した。

 再就職も簡単ではなく、現在の月収を「事務所からの11万円」と説明。それも舛添氏の原稿料などで成り立っているため、貯金を切り崩して生活し、食費を抑えるため昼は約100円のカップ麺を「おいしい」とすする様子も放送された。自宅でゴーヤなど野菜も自家栽培しているという。

 ただ、子供もいるため「学校もきちんと行ってほしい」と話し、生活を立て直すため、今回のテレビ出演を機に、テレビ界に復帰したい意向も明かした。

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