ASKA 覚醒剤の恐怖語る「あの時は全てがそれに支配されていた」
歌手のASKA(59)が17日、フジテレビ系「ノンストップ!」に出演し、覚醒剤と関わった自身の経験を赤裸々に語った。
2014年5月に覚醒剤取締法違反で逮捕され、同9月に懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けたASKAは、執行猶予の中で歌手活動を再開。16日に都内のスタジオでミュージックビデオを撮影前に同番組のインタビューを受けた。
テレビカメラの前に座ったASKAは覚醒剤の使用について「罪悪感はある」としながら、使用に至った経緯を告白。「目の前に表れたときにそれを覚醒剤だとは思わなかった。一回吸うと11、12時間もつんですよ。すごく目がしっかり覚醒する。結局、覚醒剤って知らないから1時間おきに使っていたんです。それも3週間続けて。あの時は全てがそれに支配されていた時です」と振り返った。
その後は覚醒剤の常用性に苦しみ、「それが後に覚醒剤と知った時にはどうしようもなかったですね。覚醒剤が切れるときというのはこれ僕の症状だけかと思ったんですけど、やっぱり同じような方がいらっしゃって2日間、3日間、全く起きられないんですよ。いわゆるクスリが抜ける時。もうね、冷や汗の中でとにかくこんこんと眠り続けるんですね。トイレ行く以外はほとんど寝ていますね、動けない」と明かした。
しかし、「結局、仕事もあるわけです。仕事来るときに、このこんこんと起きられない状態じゃまずいんですよ。結果的にまた使用してしまうというね、使ってはいけないものを使っているんだという意識はすごくありましたけれど、途中からは必要なものという意識しかなかった」と覚醒剤の恐怖を口にしていた。