満島真之介 沖縄舞台の作品へ出演しなかった理由は 沖縄戦がなければ…

 俳優・満島真之介(28)が4日、都内で映画「STAR SAND-星砂物語-」の初日舞台あいさつに主演の織田梨沙(21)、共演の三浦貴大(31)、吉岡里帆(24)と登場した。

 1945年の太平洋戦争中の沖縄が舞台の物語。沖縄出身の満島は、これまでも沖縄が舞台の作品への出演オファーはあったが「なかなか一歩を踏み出せなかった」と断ってきたという。

 戦争がテーマの作品だったこともあるが「僕は外国人の孫です。沖縄戦がなければわれわれ家族は存在しなかった。基地が当たり前にある中で育ってきた」などというのがその理由。だが今回はロジャー・パルバース監督(73)と出会い「この人だったら一歩踏み出せる」と出演を決意したという。

 ロケ地の沖縄県伊江島には「家族でよく遊びに行っていた島」だったそうで「いろいろな思いがこみ上げる。(作品にも)思い入れがある」と熱演作をアピールしていた。

 また主演の織田梨沙は、今作が初主演。初日を迎え「ついにやっとこの日が来た。待ち遠しかった」と喜んだ。自身が演じた16歳少女役には「昔の16歳と今の16歳は違うと考え、また彼女のバックボーンを意識して演じた」と語っていた。

 若き日本の出演者の熱演ぶりに、ロジャー・パルバース監督は「この4人は将来、世界的に有名な俳優になる」と大絶賛。織田を「日本のエリザベス・テイラー」、満島を「日本のカーク・ダグラス」、三浦を「日本のロバート・ミッチャム」、そして吉岡を「日本のオードリー・ヘプバーン」とたたえていた。

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