歌舞伎俳優・市川海老蔵が２８日のブログで、首を痛めていることを示唆し、病院に行くことを伝えた。所属事務所はデイリースポーツの取材に対し、「（海老蔵）本人からは何も聞いていない」としながらも、「軽傷だと思います」とコメント。２９日に志賀高原で行われる植樹イベント「ＡＢＭＯＲＩ　２０１７　後世に残そう森・水・いのち」には予定通り参加するという。

　海老蔵は２７日に歌舞伎座での「七月大歌舞伎」が千秋楽を迎えたばかり。長男・勸玄君との宙乗りも話題を集めた。日頃から筋トレやストレッチを欠かさない海老蔵ですら、公演中には筋肉痛も訴えるほど、肉体的にも負担の大きい舞台だったようだ。

　この日朝に更新したブログでは、長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄君が散髪に出かけた一方、「わたしは病院へ」と記し、自身は病院に出かけることを報告。首（頸椎）を固定する青いギプスのようなものを身につけた写真をアップし、「今日中この青いの外せるくらいの回復をする予定です」とつづった。

　病気やケガについての詳細な記述はないが、今月２６日のブログでは「今日はおととい痛めたところがどうも痛く目覚めました」「あと２日で、悔しいな笑」と痛みについて触れていた。

　海老蔵は８月２日から名古屋・中日劇場で「六本木歌舞伎　第二弾　座頭市」（７日まで）公演が始まるとあり、それまでに体のメンテナンスのため病院に向かったと思われる。