米倉涼子「ドクターX」第5シリーズ決定 200カ国以上で配信も

 女優の米倉涼子(41)が現地時間17日、米・ロサンゼルスで会見を行い、10月からテレビ朝日系主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜、後9・00)の第5シリーズが放送されることと、全シリーズの200カ国以上での配信決定を発表した。同局ドラマの大規模世界配信は史上初。今作を「最後」と位置づける米倉は「I never fail(私、失敗しないので)」と名フレーズの英語版で意気込みを語った。

 青く広がるサンタモニカの海辺から、新シリーズ開始と世界進出を報告した。

 13日にニューヨークで日本人主演女優初のブロードウェー再演「CHICAGO」を終えた米倉は、15日にドラマのPR番組撮影のためロス入り。第5弾の今作で「最後」と完結を匂わせながら、「新しい大門未知子シリーズをみんなで作り上げていきたい」と意気込んだ。

 「いたしません」「私、失敗しないので」の名ゼリフを発する天才外科医・大門未知子の活躍を描いた人気作は12年にスタート。昨年の第4シリーズは平均視聴率21・5%を記録し、民放の連続ドラマの年間1位だった。

 反響を受けて決まった第5シリーズは“患者ファースト”を掲げる初の女性院長が誕生した「東帝大学病院」を舞台に、大門が新たな政治と権力争いが渦巻く巨塔で戦いを繰り広げる。俳優・岸部一徳(70)、西田敏行(69)ら常連メンバーのほか、意外な人物も起用予定という。

 大規模な世界配信は、米倉の世界進出も後押しする。半年前から構想を練ったという「ドクターX」のゼネラルプロデューサー・内山聖子氏は「米倉さんが世界に出たがっていると感じていた。世界の人が『ドクターX』を見たら、どんな反応になるのか知りたい」とコメント。英語字幕で200カ国以上で視聴可能になる。

 国内外の視聴者へ向けて「楽しみにしていて下さい。I never fail」と宣言した米倉は、「CHICAGO」で海外進出の基礎を高めたいと来年の再々上演を熱望。ドラマの世界進出を追い風に、海外での活動も加速させるつもりだ。

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