市川右團次明かす舞台裏 宙乗り勸玄君「暗い中で飛ぶのはちょっと怖いって」

 歌舞伎俳優の市川右團次が6日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、七月大歌舞伎夜の部に出演している市川海老蔵と、長男・勸玄君について、その舞台裏を語った。

 右團次は七月大歌舞伎の昼の部で「矢の根」に出演。28キロにも及ぶ衣装を身につけ、舞台上でジャンプをしたり、駆け回ったりと、パワフルな動きで観客を魅了している。肉と卵かけご飯で体力をつけているとも語り「(衣装の)重さは感じない。お客様の前に出ると息づくというか…。役者のサガですかね」と笑顔でコメント。伝統を受け継ぐ思いについても「古典は古びていくだけではなく、今を生きる人間が演じた時に、新しいものに見えることもある。未来に向けての可能性なのかな」と、現代に生きる自分たちが演じる意味についても語った。

 夜の部には、市川海老蔵と長男の勸玄君が「駄右衛門花御所異聞」に出演し、宙乗りも披露し話題となっている。4歳で史上最年少の宙乗りに挑む勸玄君について「宙乗りのテストを見ていても、早く飛びたい、早く飛びたいって(言っていた)」と、勸玄君はやる気満々だったというが、「暗い中で飛ぶときは『ちょっと怖い』って言っていたみたいですけどね」とかわいらしい舞台裏も明かした。

 右團次も、今年1月に当時6歳の長男・右近と、市川猿之助の3人で宙乗りを披露しているが「うちの倅も最初は怖いって言っていたが、いざ始まったら宙乗りをすごい楽しがって」と、自身の息子の経験と勸玄君を重ね合わせ「(宙乗りは)劇場内がよく見える。お客様の声援で飛んでいる感じ」と振り返った。

 また、6月、7月と共演している海老蔵については「普通の、常人の精神ではとてもじゃないけど務まらないことをされたなと。奥様の愛というものが、精神力を与えていらっしゃるんじゃないか」と、麻央さんを亡くしながらも連日、大役を務め上げる海老蔵の精神力に敬意を表していた。

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