お笑いタレントの石田靖（５１）が２８日、自身が座長を務めて１１月２３日に大阪府堺市で上演する市民参加型公演「泉北吉本新喜劇」（栂文化会館）の開催に向け、同市役所に竹山修身市長（６７）を表敬訪問した。

　石田は吉本新喜劇の地方公演では、地元首長が出演して体を張ってくれると訴え、今秋に改選を迎える竹山市長に「島木譲二さんにイメージが似てらっしゃいますし、（舞台で）パチパチパンチをお願いできませんか。公約にされては？」と陳情した。

　同公演は同市の泉北ニュータウンのまちびらき５０周年事業として行われる市民企画で、オーディションで市民から新喜劇や漫才ステージの出演者を選び、吉本芸人と共演する。

　石田は「うちも（同市出身の）山田花子のスケジュールくらいは抑えます」と約束。これに竹山市長が「吉本の大崎社長も堺出身ですね」と語ると、同行した吉本社員が全力で芸人のスケジュールを抑えると応じ、石田は「怖いなあ。これが政治の忖度か」と笑わせていた。